ジェンダーについて

  まず、ジェンダーなのかセクシャリティなのか何と名指しするのが良いのかわからないですが、近年、頻繁に見るようになった性差についての言説に関心を持ちはじめたのは2018年8月に報道された東京医科大学の不正入試の問題がきっかけです。

 この報道について友人と会話したのをきっかけにジェンダー言説について少しずつ意識するようになりました。その時は男性と女性がどちらが頭が良いかという話をしていました。この話ですが、最近ニュースで取り上げられた東京大学入試の祝辞で男女による偏差値の優位差はないという話をしていました。

 

平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 | 東京大学

 

 話を戻します。まず今の僕の考えを述べます。

 男女差別を問題意識にするような体験をしていないのに、男女差別は良くないという立場を主張するのは個人的に違和感がある。もちろん、僕には家族(女性)がいるので男女差別はない社会の方がいいと思っている。

 違和感があるといったが、もっというとジェンダー言説について触れたり、考えたりすることに疲れてしまったので、ちょっと距離を置こうと思う。

 

 距離を置くにあたり、考えたことをメモとして残そうと思っていたが、どうでもいい気がしてきた。

 最近気付いたのだが、僕は社会で取り上げてる問題を自分の問題として考えなけレバいけないという観念に囚われていた。「僕はジェンダー問題についてちゃんと考えてますよ 」といいたいがために、考えているふりをしていた。

 そういうのはやめたい。自分の中から内発的に出てくる問題として考える機会が来た時にもう一度このページに戻ってくる。(問題が起きた時には遅い可能性が高いだろうけど)